労働時間が世界でもトップクラスだと言われている日本。

それには定時で上司や先輩よりも早く帰りにくいといった原因があるはずです。

私も働いていて心当たりがありますし、もしかしたら読んで頂いている方の中にも心当たりのある人がいるかもしれません。

そんな無意味な残業をしてしまう日本の職場について考察してみました。

※考察と言うほどかっこいいものではなく、
愚痴まじりに徒然なるままにこの問題について思っていることや体験談を書きました。

定時で先輩や上司より帰りにくい雰囲気の職場

まず、私が大学を卒業して新卒で入社した会社が定時では帰りにくい雰囲気になっていました。

新入社員研修の時点で8時30分始業の17時30分終業なのに毎日20時くらいまで研修をしていました。

もちろん新人研修ですから残業代なんかつくはずもありません。

ちなみに定時になったら一応普通に帰って良いとも言われています。

それなのに、なぜ新人研修で残業を毎日のようにしていたのでしょうか。

それは、単刀直入に言うと「雰囲気」がそうさせていたのです。

当時新人は16名で、研修の内容としては抽象的ですが「覚えることを覚えて出来るようにする」というものでした。

PCの操作なり、業務に関して覚えることだったり、電話対応の仕方だったり・・・

1日の研修の最後の方は自習みたいな感じになるのですが、ここで皆は残業する雰囲気になったのです。

雰囲気としては「先に帰る人=完璧に研修の内容をマスター出来た人」みたいな空気になります。

「ああ、あいつ早く帰るってことは出来ないとおかしいよね」という空気感です。

そんな雰囲気だから社会人1年目の新入社員達は先に帰ることを委縮してしまって、残業してしまったのでした。

まさに「残業=頑張っている人」とするような感覚です。

更に、それに拍車をかけたのが研修を見ている教育担当の社員でした。

私達、新入社員が研修で自主的に残業しているのを見て

「今年の新入社員はめちゃくちゃ頑張ってるな!すごいぞ!」なんてことを言うのです。

「残業=頑張っている=会社から評価される」という構図をいかんなく作りあげてしまっていたのです。

ただ、私は「これは噂に聞いていた日本の職場の悪い雰囲気そのものだ!」と感じ、行動しなければと思い立ちました。

早く仕事を終わらせて帰ることこそが「一番デキるヤツ」なんだと皆に思わせるために

研修をフルパワーの集中力で受けて、定時に帰れる状況を作り、

定時になったらすぐに帰るということを実践していました。

定時になってすぐに帰ろうとすると新人の中に「もう帰るの?」「お前帰るのはっや!」

みたいな戯言をのたまってくる人もいます。

私はその人達のことを「雰囲気に飲まれる意思の弱い人」「仕事の遅い人」だと思い、

そういった負の言葉をものともしない姿勢で定時上がりを実践していました。

もちろん私以外の新人15人は残業をやっていたみたいでした。

そして、3ヵ月の新人研修の最後の方には成績がはっきりとわかるテストがあったのですが、

私は1位で終えることが出来ました。

正直、堂々と定時に帰っといて最下位だったらどうしようと不安になったこともありましたが、

「ほれみろ」と言わんばかりの嬉しい結果であったと共に「残業=デキる人」ではないということを

証明出来た気がして安心したのを覚えています。


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残業する日本の職場?

先ほどは私の新人研修時代の話で、「残業=デキる人」ではないということを証明出来たと書きましたが、

結局のところそれだけであって日本の社会に対する影響は0に等しいものでした。

結局、新人研修を抜けて配属された現場では「定時で先輩や上司よりも帰りにくい雰囲気」が蔓延していて

それがどうにもならない状況でした。やはり同期の新人の中で1人帰るのと、周りが先輩や上司なのでは話しが違います。

やっぱり「先輩が帰ってないのに自分だけ帰って良いのかな」って気持ちになってきます。

私の学生時代からの友人同士で話していても仕事場でこのようなことは起きているみたいですし、

テレビやネットでもよく取り上げられている残業する日本という国。

これは、もはや文化として根強く住み着いている問題だと感じます。

もちろん単純に残業をなくすというだけでなく、

効率化や生産性の向上を伴わなければならないわけです。

ただ、日本人の中にはこの事を頭の中で分かっていてもついつい職場の雰囲気などで

だらだら残業せざるを得ない人達が多くいると思います。

日本の残業する文化を根底から変える必要がある?

日本には「出る杭は打たれる」ような空気というのはやはり存在します。

もちろん、それが良いことを生み出すのであればそのままで良いと思います。

しかし、労働環境における「周りが帰らないから私も残業する」という調和は良いものではありません。

悪い言い方をすれば足の引っ張り合いをしているようなものです。

このような状況を打開するためには「残業=良いこと」という考えを改めて

「定時までやることやって帰るヤツこそデキるやつ」というような雰囲気をスタンダードなものにしていかなければなりません。

そうするためには会社のルールを変えたり、上司や先輩にその考え方を浸透させることが必要です。

最近ではそれに気づき「残業は無いように」動いている職場や企業が増えてきていると思います。

ただ、存在するのも確実なので根本的に文化が変わるようなことをする必要があると思います。

そのために私が必要だと考えるのは

・マスメディアや影響力のある人物が無意味な残業はカッコ悪いというイメージを世に広める

・国としてこの「残業問題」に取り組み、新たなルールを作る。

以上のようなことです。

文化が変わるということは相当なエネルギーが必要だと思いますが、

日本の生産性や効率がより高くなることを目標にこの「残業問題」に取り組む事はプラスだと思います。

定時で先輩や上司より早く帰りにくい雰囲気は普通に存在する身近なものですが、

私は見逃してはならない日本の社会において大きな問題だと感じます。

・生産性や効率を求めないダラダラとした働き方の常態化

・ストレス社会の原因

・アフターファイブが失われることによって会社から家に直帰する人々
→外食やショッピングなどにお金が使われない
→男女の出会いのチャンスが無くなることで減少する結婚

以上のような問題点が存在すると考えるので、日本の無駄な残業を無くすことが出来れば

大きな社会的経済的効果があるのではないかと思います。


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おわりに

ここまで読んで頂いた方は本当にありがとうございます!

1人の日本の労働環境や文化に対する戯言だと思って頂ければ幸いです。

雰囲気的に定時に帰れない職場のことやダラダラ残業問題などについて

思いの丈をダーッと書き連ねてみました。

それでは、

最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)/

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